輸血をしに行くたびにどうしようもない怒りが込み上げ、廊下のゴミ箱を蹴飛ばしたり、外来の壁をこぶしでガーンと殴ったり・・・。
そんなことしてアザ作って痛い思いをするのは、自分だとわかっていながらもこの怒りをどこにぶつけたらいいかと、いう冷静な判断さえもできない情けない自分がいました。
輸血をしても必ず気分がよくなってたわけではありませんでした。
だるいのはだるい!こんな事やってても???
毎日が怖くて怖くていつ脳の血管や消火器官からの大出血が起こり、死んでしまうのではないか・・、もう生命が残り少ないのでは・・と真剣に思い始めました。
6月末、物に怒りをぶつける元気もなくなるほど、どうしようにもなく身体がだるくなりました。
恐怖に包まれた私は迷ったあげく、自ら救急車を呼び、女子医大に着くとそのまま緊急入院となったのです。
歯茎からの出血が止まらずそこからバイ菌が入って、敗血症を起こしていたのでした。
抗生剤とグランという白血球を増やす薬を投与され、熱はなんとか下がったのです。
「敗血症になっちゃうほど自分の身体は弱ってきたんだ・・・」
私は敗血症になった事に愕然となりました。
この事も、家族には内緒にしていました。
7月に今の状態を調べようということになりしぶしぶ、鉄代謝と骨シンチという検査を受けました。
核医学の先生にはふてくされた態度をとっていたと思います。
「やっぱりな・・」と結果は思ったとおり良くありませんでした。
私の身体は再生不良貧血になっており、ほとんど血液は造られておらず深刻だと告げられたのでした。