元気が出ることば
プロフィール
長野オリンピック

1月31日
 千佳与の家族が来ました。
「ゆう!ゆう!」とても私のことが好きらしく私に会うのをとても楽しみにしていたみたい。
無菌室・・・・ ガラス越しで私を見ていた二人。
「ゆう。頑張れー!頑張れー!」って、何度もインターホンを通じて聞こえてくる二人の声。
何ともいえない表情でガラス越しに私を見ていた二人の顔。
今、私は二人と触れ合える。これも千佳与のおかげだな。
小さいころはよくけんかした。しかし、今は本当に仲の良い三人姉妹。
私は長女なので、お兄ちゃんがほしかったけど、この三人姉妹でよかったと心からそう思う。
千佳与の旦那さんの清さんもとってもいい人で本当によかった。 
早く元気になって瞭と桃ちゃんと遊びたい。
とにかく私の一番の薬は、瞭と桃子ちゃんの笑顔でした。


2月9日
 冬季オリンピックが始まっていました。 
熱ぱつで39℃。エコー検査と肺のレントゲンを撮る。レントゲンの度「被爆する・・・」体に毒だな、なんてことを思っていました。


2月10日
 アイススケートで清水選手が金メダル!! 11階の病棟が沸いていました。
オリンピック選手のおかげで少し元気をもらった気がしました。
仲の良い中島先生は、良い場面になると私の部屋にテレビを観に来ていました。
母は、私に何か食べさせようといろんなものを買ってくる。
食べたいと思っていても、やはり食べられない・・・。
それらは中島先生やななこの胃の中に消えていきました。

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